導入事例

「Terra Roofer」を導入・活用している企業様の実際の声をご紹介します。

フジスレート株式会社

業務内容
住宅用屋根材の製造販売、屋根工事業
URL
http://fujislate.com/
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御社の業務内容を教えてください。

主に住宅用の屋根材「エアルーフシリーズ ※」を、大手ハウスメーカー様・大手ビルダー様・地場の工務店様まで、年間約4000棟分の屋根材を製造販売しています。
さらに四国においては、屋根工事店として、新築やリフォームの屋根工事も行っています。

※強靭で非常に割れにくく、なおかつ一般的な陶器瓦より約40%軽量なFRCハイブリッド瓦。大型台風や大地震などの災害時に威力を発揮することが大きな特徴。

業務の中で抱えていた課題は、何かありましたか?

屋根の上は、皆さんが考えている以上に非常に危険な場所です。
私どものスタッフも、常に「墜落・転落事故」と隣り合わせで、屋根の点検調査をする際の安全確保が課題でした。
屋根の点検調査は、大前提として「高所作業」であり、仮設足場など安全を担保する設備を設置するケースがほとんど無いため、少し足を滑らせただけでも屋根から落ちれば大ケガ、大事故に繋がる危険性があります。

屋根から落ちる主な原因としては、
 1. 屋根にかけているハシゴがズレる
 2. ハシゴから足を踏み外す
 3. 屋根勾配が急で足を滑らせる
 4. 屋根に上った後から雨が降ってきて足を滑らせやすい
 5. 冬場など日陰の部分には夜露が残っていて、午前中は特に屋根が濡れた状態で危険
 6. 古い屋根材は表面が粉上になっていて足を滑らせやすい
 7. 屋根の大きさなどを採寸する際、危険を冒して屋根の端部まで行かなければならない

こういったことが挙げられます。

Terra Roofer の導入にあたって、決め手となったことは 何ですか?

上述の理由から、従来の屋根点検・調査方法に、「危険だなぁ」と思いながらも、代替手段がなく諦めていました。
そのとき「Terra Roofer」の存在を知り、安全面での問題を解決することができそうな事と、記録を正確に残す意味での撮影機能に大きく期待し、ドローンと専用ゴーグルの導入を決定しました。

今までの代替手段は、
・点検だけの時でも仮設足場を組む(→コスト面の問題が大きく不可)
・高所作業車の使用(→現場によっては作業車を設置できなかったり、そもそも屋根が滑る状態では使用できないため不可)
といった問題がありましたが、「Terra Roofer」を使ったドローンによる屋根調査は、機能的にもコスト的にも代替可能であるという判断に至りました。

Terra Roofer を使用して、どういった効果がありましたか?

まず「安全面」に関しては期待通りでした!
導入後、順調に危険な作業の回避が実現できています。

また、専用ゴーグルを使ってお客様にも一緒に「ドローンが撮影している映像」をリアルタイムで見ていただいたり、空撮した「写真」や「動画」を後日資料としてお渡しすることでお客様も非常に喜んでくださり、「顧客満足度」が大きく上がっていると実感しています。

実際に現場であったエピソードをいくつか挙げますと…
最初は「ドローンが落ちないか?」とか「近所に挨拶に行かなくていいのか?」と少々心配気味であった家主様に、試しに専用ゴーグルを装着してみていただくと「こんなに綺麗に映るのか!これは面白いな!!ちょっと家の中におる嫁にも見せてきてええか!?」「おぉーい!かぁさーーーーん」といったことがありました。笑
小学生の息子さんが「ウォォォ!!」と興奮して、飛び跳ねてその場で踊り出す、なんてこともありました。笑

ドローンという最新のテクノロジーを、現場でお客様と一緒に体感することができ、自然とお客様との距離も近くなっている印象を受けます。
いずれ当社の屋根調査が、お客様同士の口コミに繋がっていってくれることにも、非常に期待しています。